タスクネーミングとタスクペディアにおける「当方」「先方」

タスクペディアにはタスクの状態を4つ選択できます。「当方」「先方」「未到来」「いつか」です。ボールを持っているのが自分であることを示す「当方」、ボールを持っているのが相手側であることを示す「先方」。このあたりは分かりやすいです。
 
ちなみに、タスクペディアを使い出してすぐに迷ったのが「未到来」と「いつか」です。そのときは、タスクペディアに『状態の「未到来」「いつか」の区別を確認する』というタスクを登録したものです。今は、「期日に自然発生」して「期日到来」したら実行を示す『未到来』、「いつかやりたい」で「やれる時になった」ら実行を示す『いつか』で使い分けしています。
 
我がタスクペディアを振り返って、「先方」を選択することはほとんどありません。タスクに対して主体的にあるべきという固定観念が邪魔をしているようなところがあります。このあたりは7つの習慣にどっぷりはまっていたころの第1の習慣「主体性を発揮する(主体的である)」というのが良くも悪くも染みついている気がします。(この頃に携帯の待ち受け画面を第1~第7の習慣まで円上に書かれた図式にしてあるのものを今も使っているほどです)
 
とはいえ、持ちきれないボールを持っているのも精神衛生的によくありません。そんなおりに小鳥遊さんの下記ブログ記事を拝見いたしまいた。
 
 
そこでふと、仕事のボールを渡しきれないのは、タスクのネーミングにもあるのではないかと思い当たりました。例えばAさんに依頼したあとのタスクとして、記事中の画像にあった「Aさんの返答」というタスク。こういうタスクであれば「先方」となることが分かりやすいです。こういったとき私は「Aさんに依頼したので回答を受ける」というタスク名にしてしまいます。これでは「当方」になります。
 
そういった訳で、仕事の手離れが悪いときは、タスクのネーミングを意識して、主体が当方か先方のどちらにあるかでタスク名を付けることにより「先方」という状態を選択できるタスクを生み出し、適切なタイミングで主体性を発揮して「当方」を選べるようにしていきたいものです。