タスク管理の「PDCA」ではなく「FFA」はなり得るのか

以前に以下のツイートを行いました。

 

PDCAプロセスよりもフィードフォワード」→「アクション」(FFA)プロセスが良いとのことで、記事中にて
フィードフォワード思考は以下のように定義されています。
「過去や現在よりも未来に目を向け、その未来に働きかけることでより多くの価値、成果、幸せを生み出すことができるとする考え方」
 (中略)
FFAプロセスの「フィードフォワード」の中には、「ゴール設定」と「無意識の振り返り」が内包されています。どんな時でも、成果を上げるために最も大事なのはアクションを取ることです。ゴール設定のもとでアクションを取り始めると、脳は「無意識の振り返り」の中で、これから取ろうとしているアクションの改善点に気がつかせてくれ、アクションを取る前、あるいは取りながら軌道修正をさせてくれます。
 
これは、アウトラインプロセッシングでタスク管理(特にタスクを考える行為)を行っている時と非常によく似ていると思いました。なぜなら、アウトラインプロセッシングで思考が明文化され、内容に構造を与えることで、より鮮明にゴール(上位階層)に対しての道筋が見え、また、ゴールと外れていないかが確認することができるようになります。頭だけで構造を作ろうとしていただけでは、こうもうまくはいきにくいものです。
 
違うところといえば、「無意識の振り返り」ではなく、これでもかというほど意識して考えるという行為にあります。無意識に再現性を求めることは難しいですが、意識して行った行為又は思考を記録としてアウトライナーに残しておくと、後々活用できる幅も広がってきます。これらはむしろアウトライナーの優位性を示すものであるかもしれません。
 
このように、タスク管理のPDCAそのものがなくなるのではなく、タスク管理にアウトラインプロセッシングを取り入れることが、「FFA」につながるものと考えています。