トリガーリストとトリガータスクリスト

マスタータスクリストをどこに置こうか思案しながら、とりあえず迷った時はScrapboxに書こうと、つらつらと書いて気づいたらトリガーリストを作っていました。

 

頭の中をすっきりさせるには、「済んでいないこと」を思い出すきっかけ(トリガー)があると便利だ。以下のリストを用いて、忘れていることがないかチェックするといい。

 引用は『はじめてのGTD ストレスフリーの整理術』(旧版)より

 

結果的には、これがなかなか楽しいです。書いたものだけでなく、リンクそのものがトリガーとなってくれて、そういえばこれもあったなというように、ネットワークが繋がっていきます。

 

トリガーリストがあると偏ったものの見方や考え方にとらわれている時に、そういえば自分にはこんなこともあったなという新しい視点から見ることの手助けになったりすることもあります。普段、勤め人として、父親、夫としての役割を意識することが多いですが、自分自身の個人としてのやりたいことのタスクを見つけられたりします。

 

また、タスク管理を進める上で気にかけているのが進めるタスクのバランスです。一部の偏った分野や役割のタスクだけが進むのではなく、他のタスクも進めるように心がけます。そうした時にタスクを発掘していく際にもトリガーリストが役に立ちます。卑近な例をあげるとApple Watchに関することだけ進んでいくような、放っておいてもやりたくなるタスクは、別のなかなか手につけにくいタスク(掃除や片付け)のご褒美タスクとしてとっておいたりします。このような方法をとることで、気分転換代わりにトリガーリストを眺めてみるのも良さそうです。

 

話はずれていきますが、この文章の中で「トリガーリスト」と打つ途中でしょっちゅう「トリガータスクリスト」と打ち間違えてしまっています。せっかく(?)なのでこのトリガータスクとは何かを考えてみると、何か別のタスクを実行しやすくなるタスクのことをトリガータスクとし、そして、そのリストのことをトリガータスクリストと仮定してみます。

 

これは前出したご褒美タスクも別のなかなか手をつけにくいタスクをやるためのトリガータスクとして使えそうです。またよく目にする習慣にしたいタスクとして何か別のタスクとセットとして行うタスク(また卑近な例をあげるとエアロバイクだけに乗るとしてタスクを考えるよりコミックを読む時には、エアロバイクに乗るようにするとか)も一種のトリガータスクとして使えそうで、このようなタスクを集めたトリガータスクリストがあっても面白いかもしれません。