タスク管理は二度始まる
前回の記事の続きで、タスク管理で「やればできるを作る(ちょっと言い過ぎ?)」、タスク管理で「自分探し(どこか別のところに探しに行くのではなく、もともとある自分に気づく)」というのと絡めても考えられそうです。
タスク管理は能力を向上させるわけではない - タスク管理のScrapboxより
やるおわでは、ある種の超人幻想への戒めとして、上のようなフレーズを置いてあります。
「自分ではないものに変身できるという期待感」→自分の置かれている環境を無視してしまう
なんとなくですが、タスク管理そのものが超人幻想にブレーキをかけるという面もありそうです。
最初は確かに、タスク管理に「自分ではないものに変身できるという期待感」を抱いたとして、タスク管理を始める。一度目のタスク管理の始まり。
タスク管理ができるようになる(できてくる)ほど、「ああ、降りかかってくるあらゆる「やること」ができるように」はならないのだなと気づかされる。そこで、タスク管理もやはり(他の自己啓発書にあるよくある手法と同じように)ダメだったかと手放してしまうのではなく、そこから再び(自分や環境を土台とした)タスク管理を始める。
つまり、タスク管理は二度始まる。