タスク管理の実際は、やること管理ではなく、やらないこと管理

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前回の記事の続きで、タスク管理は能力を向上させるわけではない - タスク管理のScrapboxより

 

この問題を別の視点から眺めれば、「タスク管理ができるようになる」とはどのような状態を指すのか? です。

(中略)

別の言い方をすれば、「タスク管理そのものが超人幻想にブレーキかける効能を期待できる」なら、それを最大化するためにはどうすればいいか、という問い立てにもなります。

 

思うに、タスク管理ができている状態というのは、自分でやると決めたことが全てできている状態ではなく、自分のキャパ以上のことを今はやらなくていいと思える状態なのではないかと。


やること、やりたいことに限りはなく、そこで重要になってくるのは、それら有象無象が自分や環境を鑑みて今はやらなくていいと思えるように管理すること。つまり、タスク管理の実際は、やること管理ではなく、やらない(やれない)ことのために管理するのが主であるのではないかとの仮説です。

 

タスク管理を、やること管理ではなく、やらない(やれない)ことのために管理することを主として組み立てることで、自分から自分、自分から他者(家族、同僚、上司、部下など)、他者から自分に対する、自主的・強制的含めた、その超人幻想をぶち殺す(壊す)(まではいかないまでも)、何かしらの足がかりにはなりそうです。