タスク管理をしている(タスク管理ができている)という状態とは

目的・戦略・戦術 - タスク管理のScrapboxより

 

いや、論点がずれているな。「タスク管理は、戦術かどうか」という論点で言えば、タスク管理は戦術として始まるし、そのまま戦術で留まる場合もあるが、つきつめていくと、タスク管理が要請する戦略があり、またそれによって見出される目的もある、という表現が自分的にはピッタリきます。

 

なるほど、前回の例の続きで考えるとしっくりきます。

「違うよ、自分はダイエットがしたいんだよ」という目的になり、「じゃあ、そのために今よりもっと運動負荷の高いことをしよう」と戦略を考え、「でもこれ以上運動をするのはちょっと大変だから、少しづつ運動負荷を高めていこう」と戦術をとる。

 

タスク管理そのものは戦術であるが、タスク管理をしている(タスク管理ができている)という状態は、目的ー戦略ー戦術ー活動の一気通貫した状態を維持できているということに他ならない。

 

これは、タスク管理の対象が粒度(「タスク」という粒度、「プロジェクト」という粒度、「戦術」という粒度、「戦略」という粒度、「目的」という粒度)の違いであるのかもしれません。